みなさん、こんにちは。
Kotsu kotsu Nihongoのみずきです。このPodcastは日本語を勉強する人のために作っています。私の日常のこと、日本の社会や文化のこと、日本で今ニュースになっていることなどをシェアしています。スクリプトは私のホームページにあります。私のレッスンもホームページから予約ができます。ぜひチェックしてください。そしてPatreonメンバーになったら、メンバー限定のpodcastやvideoを見ることができます。スピーチチャレンジ、ライティングチャレンジにも参加できます。こつこつアウトプットの練習がしたい人、おすすめですよ!
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はい、今日のテーマは野生動物です。みなさんの住んでいる地域には野生の動物がいますか?見たことありますか?私の住んでいるところは、都会っていうわけじゃないんですけど、すっごい田舎っていうわけでもないんです。だからそんなにたくさん野生動物を見たことはありません。イタチぐらいかな。イタチ。あと狸(たぬき)。狸も見たことがある。あとキジ。キジは鳥なんですけど。キジはよく見ますね。
田舎に行けば行くほどいろんな野生動物が住んでいますね。例えば猿🐒とか、いのしし🐗とか。私の祖母はね、高知県の田舎に住んでいて、畑で野菜を作っているんです。でもね、いのししが畑を荒らしちゃうらしいんですね。畑の野菜を食べに来ちゃう。それでぐちゃぐちゃにしちゃう。毎年大変らしいですよ。
で、そうですね、これは去年とかもっと前かな。数年ぐらい前からかな?ずっと問題になっているのは熊🐻ですね。熊の怖いところは人を襲ってしまうことですね。熊に襲われて大怪我をした人もいるし亡くなってしまった人もいるんです。このことは最近の社会問題になっています。
はい。で、なんで私が今日「野生動物」について話そうと思ったか。それはですね、あるインスタグラムの投稿がきっかけです。私は動物が大好きです。もう見ているだけで癒されるんですよ。かわいいなぁ~、赤ちゃんみたいだなぁ~って癒されるんです。だからインスタとかYouTubeとかでよく動物関係のアカウントをフォローしてます。
で、その一つに野生の狐(きつね)🦊についてずっと投稿しているアカウントがあるんですね。
キツネフレンズ:https://www.instagram.com/kitune_friends?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
その投稿をしている男性は、犬を飼っています。その犬はもう老犬です。老犬。つまり年を取った犬。19歳のおばあちゃんです。その犬の名前はラムちゃん。で、ある時から、ラムちゃんのお散歩に、1匹の野生の狐が一緒についてくるようになったんですって。それで、気が付いたら毎日のように一緒に散歩するようになったそうです。おもしろいですよね。で、その男性はその狐のことを「コンちゃん」と名付けました。なんで「コンちゃん」かっていうと、日本語では狐は「コンコン」って鳴くんですよ。犬は「ワンワン」、ネコは「にゃーにゃー」、狐は「コンコン」です。そう。だからコンちゃん。
で、ラムちゃん、その男性が飼っている犬のラムちゃんはもう19歳ですから、だんだん目が見えなくなってきて、そして足も弱くなって、ついに自分で歩けなくなるんですね。で、男性はラムちゃんをカートに乗せて散歩したり、それから外でひなたぼっこをさせたりするんです。「ひなたぼっこ」っていうのは外に出て太陽の光を浴びることです。「ひなたぼっこ」と言います。で、そういうときもね、狐のコンちゃんが現れて、庭に現れてずっとラムちゃんを見守っているんですよ。でもね、近づきすぎないんです。ちょっと距離があるの。まぁ、そうね、1mから3mぐらいかな。それぐらいの距離があって。おばあちゃんのラムちゃんを優しくそっと見守ってるっていう感じなんです。はい。そんなね、素敵な交流がしばらく続いたあと、ラムちゃんは亡くなりました。でも狐のコンちゃんはラムちゃんが天国に行った後も、毎日この男性の家に来て、庭でのんびり過ごしたり、男性が話しかけたら、座ってじっと話を聞いていたり。そう、そんな日々でした。とても素敵な関係ですよね。
ちなみに餌付けはしていないんですよ。「餌付け」っていうのは、野生の動物に食べ物をあげることです。この男性はコンちゃんに食べ物をあげたことはないし、コンちゃんに触ったこともないんです。一定のね、距離があるんですよ、いつも。近すぎないし遠すぎない、みたいな。でもコンちゃんは男性に毎日会いに来る。この男性とコンちゃんは何でしょうね、友だちっていうか、仲間っていうか、何か特別な信頼関係があるんだと思います。この素敵な、そして不思議な交流は5年ぐらい続いていました。私はそんなコンちゃんの姿をインスタで毎日見て、癒されていたんです。
ですが先日悲しいことが起きてしまいました。コンちゃんが交通事故にあって亡くなってしまいました。男性と一緒に歩いているときに、男性の目の前で車にひかれて亡くなってしまいました。その投稿を見たときとてもショックで、本当に悲しくて涙がでました。本当に残念で悲しいです。
この男性の住んでいる地域には野生の狐が多いらしいんですね。で、コンちゃんのように、交通事故で死んでしまう狐も少なくないそうです。それで男性は市に対して道路に標識を建てることを提案しました。標識っていうのは、うーんと例えば「このあたりは狐がよく通るので、スピードを落としましょう。」とか「気を付けて運転しましょう。」とかそういうことが書かれた、ロードサインのことですね。標識と言います。
野生動物との共生、つまり野生動物と人が一緒に生きていくことって難しいことだとは思います。でもやっぱり野生動物も一生懸命生きてるしね。だからね「動物が道に出てきたんだから死んでもしょうがない」とか言って、見捨てるんじゃなくて、こう、何か対策をしてね、なるべく動物の命を守ってほしいなと思います。でもこれって、本当に難しい問題だと思います。だって、もしこれが熊だったら人を傷つけてしまう、最悪の場合殺してしまう、そういう危険があるわけですよね。そうすると熊を殺さなければいけない状況も出てきます。でもできることなら誰の命も奪いたくないじゃないですか。だって地球って人間だけのものじゃないですもんね。そう、でもそんなきれいごとを言ってられないときもある。うーん。悩ましいですね。「野生動物と共生する」。本当に難しいなって思います。
はい。ということで、みなさんの国では野生動物について、どんな対策がありますか?野生動物についての何かエピソードとかあったら、ぜひ教えてください。
はい。今日はここまでです。聞いてくれてありがとうございました。私のpodcastやYouTubeの活動を応援したいという方がいたら、Buy me a coffeeでドネーションしてください。とても励みになります。
ではでは今日もコツコツがんばりましょう!バイバイ!
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