みなさん、こんにちは。
Kotsu kotsu Nihongoのみずきです。
みなさん、お元気ですか?
久しぶりの更新になってしまいました。気づけば1か月ぐらい更新していなかったですね。大変お待たせいたしました。
この1か月はいろんなことでバタバタしていて、毎日のルーティンが崩れてしまっていました。子供たちの小学校、そして保育園の行事とか、子供の病院とかね。あと車が壊れちゃって新しい車を買わないといけなくなったり…とか。いろんなことがありました。
なんか精神的にも疲れちゃって。仕事のモチベーションを保つのにちょっと苦労していました。そういうときって、他のがんばっている先生たちがすごくまぶしく見えるんですね。あぁ、あの先生は新しいことに挑戦してすごいなぁ、がんばっているなぁとか、あの先生はコンスタントにSNSとかPodcastとかYouTube作ってすごいなぁとか。それに比べて私は何もできていない。怠け者だなって思っていました。で、他の人と比べてしまって、落ち込んでしまったり、自分を責めたりしてしまうんですね。みなさんもきっとこういう経験があると思います。
心が元気なときはそんなこと思わないんですけどね。他の先生のことがそこまで気にならない。それに、冷静に考えると、人それぞれ置かれている状況とか仕事のやり方は違うわけだし、私は私の方法でやるべきことをやればいいって思うんです。そう。それはね、ちゃんと分かっているんですよ。分かってるんだけど勝手に落ち込むことってありますよね。
ま、みなさん心配しないでください。今はそういう時期だけど、そのうちまた回復するはずです。まずは私のルーティンを取り戻さないとね。
11月はトラブルなく平和に過ごせるといいなと思っています。
今日のテーマは子供たちの留守番についてです。
たぶん、たしか今までもこのpodcastで話したことがある気がするんですけど、日本の子供たちって本当に自由なんですよ。例えば朝は子供たちだけで歩いて学校へ行きます。帰るときもそうですね。子供だけで歩いて帰ってきます。私立、つまりプライベートの学校に通っている人は一人で電車とかバスに乗って学校へ行く子もいます。
私の子供たちは学校から帰ってきたら友達と公園へ行ったり、友達の家に遊びに行ったり、反対に友達が家に遊びに来たり。そうですね、あとは自転車に乗って本屋さんとかコンビニとか行ったり、本当に自由に遊んでいます。これは日本ではすごく自然な、日常の光景です。
それから子供を家に留守番させること、これもよくあることです。例えば親が買い物に行っている間とか、日中仕事に行っている間とか、それから兄弟の習い事の送り迎えに行っている間、下の子の保育園の迎えに行っている間とか。いろんなシチュエーションがあるけど留守番するのは普通のことです。もちろん1日中留守番させて全然親が子供の世話をしないとか、あと本当に小さい子を留守番させるのはだめですよ。そういうことじゃなくて、親が用事で数時間家を空けて、その間に小学生ぐらいの子供を家で待たせるっていう場合です。これは日常的なことです。
でもこれって世界的に見ると珍しいことなんですよね。アメリカとかヨーロッパでは犯罪になってしまうと聞きました。虐待、abuseですね。虐待だと思われてしまうと聞きました。
それでですね、ここからは最近日本で話題になったニュースについて話します。
埼玉県がある条例を作ろうとして、全国からたくさん批判の声が出たんです。条例っていうのは、国の法律ではなくて、地方が決める法律のことです。地方が決めるルール。地方っていうのは、県とか区とか市とかね。そういう地方のことです。
今回埼玉県が決めようとした条例っていうのは、どんな条例かというと、小学校3年生、つまり9歳までの子供を留守番させてはいけないというルールです。5分、10分の短い時間の留守番も禁止。また、子供だけで公園で遊ばせてはいけない。そして子供だけで学校へ行くのもだめ。もしそういう子供を見かけたら、警察に通報しないといけません。通報することが市民の義務である。こういう内容の条例です。どう思いますか?
これ、かなり現実離れしていると思います。現実から離れていると思います。さっき言ったように日本の子供たちは本当に自由なんです。自由に動けます。でもこの条例ができたら、一気に自由がなくなりますよね。そして、親の負担がものすごく大きくなります。親が学校の送り迎えをしないといけないでしょ。公園に遊びに行くときも親がついていかないといけない。いつでもどこでも子供と一緒にいないといけないということですよね。
この条例の目的は、子供の虐待、abuseを防ぐことだそうです。確かにね、分かりますよ。この目的。虐待を防がなきゃいけない。これはすごく大事なことです。でも、それにしても、あまりにも現実とかけ離れています。
今、日本では夫婦両方が働いている、お父さんお母さん両方働いている、いわゆる共働き夫婦が多いんです。この条例ができたら、じゃあ誰がずっと子供といるんでしょうか。お母さんがずっと家にいて子育てしなさいっていうことですか?それにシングルで子育てをしている人は、どうしたらいいんでしょうか。どうやって条例を守りながら仕事をすればいいんですか?ちょっと、無理ですよね。
日本には「学童」って呼ばれる、学校が終わったあと小学生を預かってくれる施設があるんですね。でもその施設も今全然足りていないんです。それにシッターの制度も整っていないので、そうですね。シッターに子供の世話を頼むことも一般的じゃないんですね。
そういう現状があるので、子供の留守番が「虐待」となってしまうなら、もうみんな虐待していることになっちゃいます。みんな通報されちゃう。この条例を作った政治家たちは子育てしたことがないんじゃないの?とすら思いますね。ということで、全国から批判の声がたくさんあがったので、この条例は撤回されました。取り消しになりました。埼玉県で子育てしている人は、きっとすごく安心しただろうなと思います。
で、ネットで調べていたら、初めて子供を留守番させたのは何歳のときかっていう調査がありました。1番多かったのは小学1年生。つまり6歳とか7歳ですね。
私の息子も初めての留守番は1年生のときでした。でね、そのとき本当にびっくりな、心臓が止まるぐらい事件が起きたんですよ。留守番させていた息子が急にいなくなるっていうね。近所を探し回っても見つからなくて。まぁ結局見つかったんですけど。想像もつかない場所から「今、息子さんを預かっています」って電話がかかってきて。はい。本当にね、びっくりでした。このエピソードは私のPatreonのメンバー限定のpodcastで話しているので、興味のある人はぜひPatreonに入って、パトロンになってください。
はい、今日はここまでです。スクリプトは私のホームページにあります。それから、会話レッスンの予約もホームページからできるので、ぜひチェックしてください。
それから私のコミュニティではスピーチチャレンジやライティングチャレンジをしています。みなさんの参加、お待ちしております。
ではでは今日もコツコツがんばりましょう!バイバイ!
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